2019-10-07★★☆:文の構造を捉え直す02 帚木

解読編

帚木 原文 現代語訳 第1章01

ひかげん のみことことしう たれたまふとがおほかなるに いとど かかるきごとどもを すゑにもつたへて かろびたるをやながさむと しのびたまひけるかくろへごとをさへ かたつたへけむひとの ものひさがなさ 
難易度★★☆

光源氏とはまあ、名ばかりごたいそうだが、とつい言いよどんでしまう不始末が多いとのことなのに、ますますもって、こんな色恋沙汰の数々を後の世にまで語り継がれて、軽はずみの名を流すことになってはと、お隠しになっておられた秘密までも、語り伝えようとした人の、なんと口さがないことか。

2019-09-28★★★:源氏千年の謎に挑む01 桐壺

解読編

桐壺 原文 現代語訳 第1章01

いづれのおほむときにか 女御にようご更衣かういあまたさぶらひ まひけるなかに  とやむごとなききはにはあらぬが すぐれてときめきたまふ ありけ 
難易度★★★

いづれの御代とも申しかねますが、女御更衣があまた宮仕えなさっているなかに、取り立てて高貴ではないお方が、今を時めき帝の寵愛をひと際お集めになっておられました。

2019-12-04☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

酒の酔いが進んで、一行はみな濡れ縁で横になり寝静まった。

2019-09-25☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

「いづれでお休みか」
「みな下屋に下げさせたのですが、みなは下がり切らないようです」と申し上げる。

2019-09-25☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

「といって、そなたたちのような年恰好の近い今時の若者と人交わりさせるものかね。あの介はなかなか素養もあって好色ぶりが顔にも出てるからな」などとお話になって、

2019-09-25☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

「どうしてどうして。うちうちの主人と奉ってはおりますようですが、あまりの熱の入れように、わたくしをはじめみな承服ならぬ次第で」と申し上げる。

2019-09-25☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

「伊予介は大事にしているのか。主君と崇めておろうな」

2019-09-25☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

「突然このようなことになったのです。男女の仲は、仰せの通り今も昔もこうと定まっていたためしがございません。別けても女の運命は浮き河竹で不憫でございます」などと申し上げる。

2019-12-01☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

「不似合いな親をももらい受けたものだな。帝もお聞きあそばされて『衛門督が宮仕えに送りだす意をそれとなく奏しておった件、いかなる仕儀となったか』といつぞや仰せになられたものだ。この世は実に定めのないものだな」と光源氏は世を諦観されたよう ...

2019-12-04☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

「かわいそうに。この子の姉上が、そなたの後の母親なんだね」「左様ではございます」と申し上げると、

2019-09-25☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

学問などもものになりそうで、血筋も悪くないので、わたくしとしては殿上に上がることなども期待しておりますが、やすやすとは出仕もならない様子でございます」とお答え申し上げる。

2019-12-04☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

「これは今は亡き衛門督の末の子でずいぶんかわいがっておいででしたが、幼いうちに先立たれまして、姉にあたる人の縁でここにこうしている次第です。